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SIMロック解除義務化ってなに?

格安スマホを調べてると「SIMロック」って出てくるけど、ロックされていると格安SIMは使えないの? 「SIMロック解除義務化」で、使えるようになるのかな?

SIMロック解除義務化によって他の携帯会社のSIMも使えるようになったんです。またSIMロックが解除されていなくても、格安SIMが使える場合もあります。
詳しく解説しますね。

SIMロックってなに?

SIMロックとは他社のSIMが使えないように、端末に制限がかかっていること。同じ会社の端末・SIMなら、差し替えられます。
SIMロック解除義務化の前に、まずはSIMロックがなにかをご説明しますね。
お願いします。SIMロックもよくわかってないので……
前提としてスマホはSIMをいれると電話として使えるようになります。そして携帯会社で販売されている端末は、その会社のSIMだけが使えるようになっています。これがSIMロックです。
つまりSIMロックがかかっていても、同じ会社のSIMなら大丈夫ということですか?
おっしゃる通りです。ただしauだけは、SIMを差し替えても利用できない端末があります。
えっ、au同士でもダメなんですか?
auが販売する端末には、キャリア内ロックがかかっているものがあるんです。この場合はauショップで差し替えをお願いする必要があります。
他に注意点はありますか?
SIMの通信方式が3GとLTEのどちらなのか、それに端末が対応しているかどうかですね。

SIMロック解除ってなに?

2015年5月1日にはじまったSIMロック解除義務化。キャリア間の乗り換えが容易になり、格安スマホの促進にも貢献しています。
そもそもSIMロック解除義務化は、どうしてはじまったのでしょうか?
まずSIMが導入されたのは、3Gのサービスが提供されてからです。しかし先程申し上げたSIMロックで会社を乗り換えると端末が使えなくなっていました。そこで総務省が2010年に策定したのが「SIMロック解除に関するガイドライン」です。
SIMロックの解除そのものは以前から行われていたんですね。
はい、しかしauは完全に実施していませんでしたし、ソフトバンクも少数機種限定。NTTドコモだけがiPhone、iPad以外の全機種でSIMロック解除を実施していました。しかし各社がバラバラだと、SIMロック解除もあまり意味がありませんよね。
SIMロック解除はなかなか広がっていかなかったんですね。
はい。しかし近年、MVNO業界の拡大によって状況が変わっています。格安SIMを入手した人の端末がSIMロックされていた場合、新しくSIMフリーの端末を必ず購入しなければなりません。そこで格安スマホ利用者の負担を軽減し、利用者を増やすためにもSIMロック解除は欠かせなくなったんです。
格安SIMを使う人が増えたことで、SIMロック解除を急ぐ必要が出てきたわけですね!
そこで2015年5月1日に、SIMロック解除義務化が実施されました。先程の「SIMロック解除に関するガイドライン」が改定され、「事業者は、原則として自らが販売した全ての端末についてSIMロック解除に応じるものとする」と明記されています。

SIMロック解除の手続きはどうするの?

SIMロック解除ができるのは、分割購入の場合購入後100日経ってから。一括購入の場合は即日で可能。ドコモとソフトバンクは解約後90日が経過すると解除できません。(auは100日)
※2017年8月より全キャリアでSIMロック解除が購入後180日から100日に短縮されました。同時にドコモでは一括購入の場合即日で解除が可能に。au、ソフトバンクは2017年12月より一括購入端末の即日解除が可能になります。
SIMロック解除は具体的にどうやって行うんですか?
まずSIMロック解除ができるのは、ガイドライン改定後、2015年5月以降に発売された端末に限られます。その条件を満たしている場合、購入から100日経過すると、SIMロック解除ができるようになります。とはえい、会社によって条件に違いがあったり、解約後の端末にSIMロック解除の条件があったりするので、ご注意ください。
解約後の端末で、SIMロック解除ができないこともあるんですか?
はい。NTTドコモとソフトバンクは解約後90日が経過すると、解除ができません。auは100日ですね。
SIMロック解除に費用はかかりますか?
各社ともネットで申請すると無料で、ショップで申し込むと3,000円がかかります。

SIMロック解除後の注意点は?

>端末が対応する周波数帯を確認し、乗り換え後の携帯会社に適したAPNを設定しましょう。
SIMロックを解除した端末なら、どの会社のSIMでも使えるんですよね?
基本的には大丈夫です。ただし会社によって、提供する通信の周波数帯が違うため、端末がどれに対応しているかによります。また、会社に適したAPNを設定する必要もあります。
周波数帯?
はい。携帯会社が販売している端末は、各社の周波数帯に最適化されているんです。なので他社のSIMを使うと、利用できる周波数帯が少なくなる場合があるんです。なので場所によって、電波が弱くなったり届かなかったりすることもあります。
携帯会社による違いはありますか?
LTE以前の端末において、auだけが3GではなくcdmaOneという通信方式でした。これはNTTドコモ、ソフトバンクとは互換性がありません。しかしLTE対応端末になってからは、LTEの周波数帯域によっては、auの端末でもドコモのSIMカードが使える場合があります。
なるほど。LTE対応端末なら大丈夫なんですね。
基本的にはそうなんですが、一部の機種では接続できないという報告もあります。格安スマホ会社のウェブサイトには動作確認端末が掲載されていることが多いので、事前にご確認ください。
他にもなにか注意点はありますか?。
NTTドコモの端末にはSIMロックを解除をして他社のSIMをいれると、テザリングが使えなくなるものもあります。通話・通信はできるのにテザリングという場合がそれです。
なるほど。SIMロック解除が進むと、選択肢が広がりますね。
自分の端末をSIMロック解除すると他社のSIMが使えたり、自分に合ったプランが選べる格安スマホも選べるようになりますよ。
ありがとうございました!

まとめ

  • SIMロック=他の携帯会社のSIMカードを使えないよう、端末にロックがかかっていること
  • SIMロック解除義務化が目指すのは、MVNO利用者の負担を減らして利用を促進させること
  • SIMロック解除を実施できるのは、端末購入して100日後(一括は即日)。ドコモとソフトバンクは解約後90日まで(auは100日)。

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